バンベルクの出会い==ドイツビール紀行2008春編(その65) ==
この日は30km走って5軒のハシゴ。
朝から晩までグッタリでしたが、バンベルクそしてドイツ旅行の最後の夜、と言う事で気合いを入れて宿近くの醸造所Brauerei Spezialへと足を運びました。
この気合いが、今後の人生に大きな影響を与えるのだとは、もちろんこの時点では知らず。
ラオホビアを一杯注文したのですが、一日中飲んでいたせいもあり、今回は「schnitte,Bitte!(半分だけちょうだい)」。
毎晩ここで飲んでいたので、顔見知りになったオバちゃん店員が
「半分なんてなによ〜!!」と笑いますが、飲めません。
写真を撮ったり、今日の取材の整理をしたりとしていると、店員と親しそうに話をしている数人組がゾロゾロ。何となく見た事あるような顔だったけど、僕の横をそのまま通過していったので、多分人違いでしょう。
さて、会計を済ませ、外で撮った写真が一番上の写真。
この写真の右の方に、体半分隠れている男が声を掛けてきたのです。
「君はさっきからビールの写真を撮ったりしているけど、ビールが好きなのかい?」
「そう、毎年この街に通い、この街を起点に小さな集落の醸造所を巡っているんですよ」
と僕が答えると、
「おお、君はDas Bierkultur Institutのプレジデントか?」
何と彼は僕の事を知っていました。
「僕らはフランケン地方の醸造所について、本を作ったりイベントをやっているグループなんだ」と彼は言います。
何と、僕が毎回旅の指針として手にしていた本は、彼らの編纂だったのです。
この周辺の醸造所とは皆顔見知りで、「こんな日本人が来たよ」と僕の名刺をあちこちの醸造所で見かけたのだと言います。
う〜ん、凄い偶然です。
さらにその驚きは続きます。
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