ブラウマイスターと醸造所に入る==ドイツビール紀行2008春編(その61)==
ブラウマイスターに案内されて醸造所内に入ります。
100年以上前から使っている建物ですが、それ以上の古さを感じますので、おそらくこの一家が買い取る前から誰かがここでビールを作っていたのでしょう。
レンガの土台に据え付けられた釜。
重い荷を担いでこの階段を登るのが大変そうです。
半地下部分はひんやりとした空間であり、空調設備無しでほぼ年間一定の温度を保っています。
この様な地下「Keller(ケラー)」を持つ醸造所は結構多く、フランケン地方ではあちこちで見かけます。
ケラーの中はタンクが押し合いへし合い状態で入っています(笑)。
ちなみにビールは一種類のみ。
樽置き場。
ひんやりした空間で貯蔵され、飲まれる場所はここから20mほどの直営店のみです。ビールには旅をさせないという昔ながらの姿勢が貫かれています。
貯蔵庫には近くの集落にある醸造所で作られたソフトドリンクやここでは作っていない種類のビールなども置かれています。
醸造所でありながら、他の醸造所の特約店でもあるのですね。
こうして醸造していないビールを補っている訳です。
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