共同醸造所の謎==ドイツビール紀行2008春編(その46)==
続いて訪れたのは、すぐ近くにあるLand Gasthof Roten Ochsen。
このブログでも、またメインサイト「ビール文化研究所」でも何度か紹介していますが、Gasthof(ガストホフ)とは直訳すれば「客の館」。すなわち宿屋です。
宿屋の中でもランク的にはそれほど高級な部類ではないのですが、まぁ家族経営で細々と営んでいるところが多く、おおよそどこの集落にもレストランを兼ねたガストホフが一軒や二軒存在しています。
Land Gasthofとはあまり一般的な名前ではありませんが、「田舎」を意味する「Land(ランド)」との合成語で、要するに「田舎にある宿屋」です。
先ほどの店と同様に、店内はシンプルなテーブルが並び、清潔なテーブルクロスが掛けられています。
訪問したのは午後2時頃だったので、客は全くいません。
店員さんは皆ここの家族でしょう。
昼休みのひとときを家族で団らん、と言った感じで過ごしています。
僕はビールを飲むだけなので、一声掛けて適当な席に座ります。
ビールはその名も「Original sesslacher Hausbrauer(オリジナル シェスラッハ ハウスブラウアー/シェスラッハのオリジナルのハウスビール)」
店員さんに共同醸造所の事について聞いてみました。
現在、この共同醸造所に委託しているのは、僕がさきほど訪れた店とここの二軒。
基本的に材料は一緒なのだが、その麦芽やホップの量、熟成期間の設定などはそれぞれの店からの注文に応じて作られている、との事です。
今回はここのブラウマイスターに会う事はできませんでしたが、近々再訪問して話を聞いてみようと思います。
*******************
人気blogランキングへ
↑本日も最後までありがとうございました。
よろしければ、ランキングアップにご協力ください。
m(_ _)m
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント