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2009/03/16

ビールを求めて路線バスの旅==ドイツビール紀行2008春(その39)==

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ZOBというのはZentral Omunibus Bahnhofの事で、訳すと中央バスステーテョンとなります。
さて、この日の午後はバンベルクのZOBからバスに乗り、ちょっと郊外の集落を目指しました。

バスの路線地図と醸造所マップを重ねながら見てみたら、グルリと周遊するバスの中には小さな醸造所がある集落を回る路線も多くあるのです。
一時間に一本の路線ですが、一軒でビールを一杯飲み、1~2時間後に来るバスに乗れば良いわけです。

今回の旅はMuehlendorfとDebringという共に小さな集落へ。市バス12系統に乗って出発します。

Bus

ZOBを出発したバスはまずは旧市街の細い路地をくねくねと走り、やがて郊外へと出ます。一方通行が多いため、かなり遠回りをしている感じ。
帰りも同じバスなので、じっくりとコースを見ていると、丘の上にある醸造所Gleifenklauなどの前も通っているではありませんか。
帰路の寄り道がこの時点で決定。

郊外に出るとバスはスピードを上げます。
ただし幹線を走っていたかと思うとすぐに集落への脇道へと入り、またゆっくり安全運転。そして集落を抜けて幹線でスピードアップ、の繰り返しです。

Mhlendf008

幾つかの集落を通過した後に、まず到着したのがMuehlendorf。 
その集落名を冠したバス停で降りてみます。
周辺に家が立ち並んでいるので、そのどこかだろうとタカをくくって歩いていても、醸造所らしき物が見つかりません。
ちょうど洗車をしていた人がいたので、醸造所の在処を聞きます。

Mhlendf007

彼が言うには、なんと僕が歩いていたとは反対方向にあるとの事で、仕方が無く逆方向へと歩きます。
赤い醸造所の建物が見えてきました。その前にはなんとバス停があるではありませんか。もう一つ先のバス停まで行けば良かったのですね。
ちなみにバスはこの集落をグルリと周り、バンベルクへと戻っていきます。

午後のガストホフ。それも平日なので客はほとんどいません。
それでも常連席には何人かの老人の姿が見えます。

「Gruss Gott(グリュースゴット=こんにちは)」
と声を掛けて席に座るとオジさんが注文を取りにやって来ました。
さあ、ビールを楽しみます。

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