バンベルク郊外Debringの小さな醸造所==ドイツビール紀行春編(その41)==
続いてバスに揺られてやって来たのは隣の集落Debringです。
バンベルク郡下のStegaurach地区に属する集落で、その人口は500人ほど。
幹線道路B22号線沿いにあり、結構な交通量のある集落です。
目指した醸造所兼レストランBrauerei Müllerは、そんな幹線に面したところにありました。
創業は1699年です。こんな小さな集落にこんな老舗がゴロゴロしているのだから、フランケンのビール紀行は止められません。
そして、年間1000hlほどを生産するこの小さな醸造所のビールを飲めるのは、この醸造所に併設された店のみ、という「究極の地ビール」です。
<地図の下に続きあります>
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家族経営の小さな醸造所だけあって、敷地もかわいいもの。
番犬らしき犬が、怪しき侵入者である僕を警戒して、吠え立てます。
店内に入ると近所のオバさん連中が集まっており、ビールを飲みながら会話に花が咲いています。
訪れたのは夕方の早い時間ですが、既に食事を注文している人も多いです。
さっそくビールを注文します。
この店の定番ビールはピルス(Pils)とデュンケル(Dunkel)。共に1.9Euro/0.5L、1.1Euro/0.25Lとこの辺りでは標準的な価格で出されています。
そしてヴァイスビアやボックなど何種類かの瓶ビールが揃っています。
まずはデュンケルで乾杯。近くにいる人もこちらにグラスを向けて乾杯してくれます。
続いてピルス。
何だか順番が逆の様な気がしますが、これは乗るべきバスに乗り遅れたため、もう一度戻って来て飲み直したためです(笑)
「しまった!バスに遅れる!」
と出て行った僕が戻ってくると、店内に歓声が上がりました。
小腹がすいていたので、ついでにKaese Brot mit Zwiebeln (2.8Euro)を注文。
直訳すれば「チーズパンとタマネギ」。その名の通り、説明不要の食べ物です。
壁にずらりと掲げられているのは、マイスターブリーフと呼ばれる「職人の証」。
歴史のある醸造所には、先祖代々のマイスターブリーフがこうして並んでいます。
こうして本日2つ目の集落巡りは終了。
バンベルク行きのバスに乗って市内に戻ります。
と言っても普通に戻る訳はありません。
次の一軒が待っています。
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