実は、遭難したかもしれない
ハロン湾からの帰路。
調子良くエンジン音を響かせていた我が船が停止した。
テレビ付きの船だったのだが、数分後にはテレビが、さらに数分後には船内の電気が消えた。
客はと言えば、ちょうど暗くなってきたころでもあるからか、眠りにつき始めていたため、何故か大きな苦情も無く船内は静まりかえった。
「燃料が切れた・・・・」
何と何と、ガス欠である!
そんな大事な事をゲラゲラと笑って客に伝えるのが、何ともアジアンチックだ。
決して嫌いなほうではない。
すっかりと暗くなった海の上で、30分ほどの停泊。
真っ暗でユラユラと揺れているものだから、さっき飲んだビールも手伝ってか良く眠っていると、タンタンタン・・・・・と船のエンジン音が聞こえてきた。
船員が懐中電灯を照らすと、船はこっちへ向かって舵を切り、我が船に横付け。
どういう過程が分からないが、その船から燃料を分けて貰った我が船は、無事にエンジンが掛かり再出発!
港への到着は約2時間遅れ。
そして、そこからさらにハノイまでバスに揺られて数時間。
そろそろ日が変わる、と言う頃に到着したハノイの街は、昼間の喧騒とは反対に、とても静かな街だった。
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コメント
源さん>
なかなかナイスな旅をしていますなぁ。
僕は砂漠を旅したことがないんです。
羨ましい。
ribonさん>
これって自動配信??
投稿: 小林麦酒 | 2009/02/03 06:55
足跡・・・・♪♪♪♪
投稿: ribon2 | 2009/01/28 20:46
砂漠でバスがエンストして止まった。
運転手と車掌がなにやら言い合っていたが、やがて運転手がポリタンクを持って国道に駆けていったのを見て状況を理解。
乗客みんなで後から押したことがあるよ。
高速バスが止まって燃料を分けてくれて事なきを得たが、たまにはこんなトラブルも面白いね。
ただ、助けてくれなければ本当にヤバかった。
目的地の町の手前には峠があったんだもの。
投稿: 源 | 2009/01/28 12:58