タリスに乗って、いざドイツへ!!==ドイツ・ベルギービール紀行(その25)==
ベルギーの駅はフランス語とオランダ語の二カ国語標記が多いです。
正確にいうと、ベルギー全土ではないのですが、ブリュッセルを中心としたエリアでは、少なくともそうなっています。
ここはブリュッセル南駅。Bruessel Midi/Suidとやはり二カ国語での標記があります。
南駅と言いつつも、街のヘソとも言うべきグラン・プラスにも近く、僕自身は長い間ここが中央駅だと思っていました。
なぜなら、このMidiというのが、Middleと同義と思っていましたので・・・。
列車を待っている間は、ビアバーでビールを楽しみます。
丸いカウンターでは、男達がビールを手に新聞なんかを読んでいます。しかし、タバコの匂いに勝てず、僕はすぐに退散・・・・。
南を指す言葉として、「Midi」はフランス語、そして「Suid」がオランダ語。
僕が一番得意としているドイツ語では、南は「Sud」。やはりオランダ語と似ていますね。
この駅はドーバートンネルを越えてロンドンへと至るユーロスターの始発駅、そして、フランスはパリ方面、ドイツはケルン方面へと路線を拡大している高速列車Thalys(タリス)の停車駅でもあるため、ベルギーのみならず、欧州の交通の要所的な存在でもあります。
往路ではケルンからドイツスタイルの高速列車ICEに乗ってやって来ましたが、戻りに関しては
「往復で違う物に乗りたい」
という僕の性格上の理由から、Thalysに乗ってケルンへと戻ります。
ワインレッドなカラーにもを包んだタリスには、新旧のデザインがあります。
上の写真は「元祖TGV」とほぼ同じデザインでちょっと角張ったデザイン。
こちらは新型TGVと同じで、丸みを帯びたデザイン。
どちらも高速列車の雰囲気が出たデザインであり、男ならば鉄分の少ない人でもワクワクしてしまいます。
全身ワインレッドという訳ではなく、両端にある運転台付き動力車以外の車両は、グレーにワインレッドのラインが入っています。
壁面のロゴは、シンプルながらタリスの特徴をよく捉えた傑作ですね。
車内はこんな感じ。
ICEに比べると、かなり窮屈な感じがします。
世界最高速度を出すために、極限まで絞り込んだ、という印象が拭えません。
空間にあまり余裕が無いのが、実に残念。
しかし、「これから高速列車に乗るぞ!」という気持ちになること間違いありません。
これに乗ってブリュッセルからケルンに向かいます。
その後、デュッセルドルフへ。さらにデュッセルドルフからは夜行列車でミュンヘンへと向かう予定です。
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