ドイツを旅する人へ
人気blogランキングへ
鉄道紀行文学の第一人者であった故宮脇俊三氏の本に、何度か出てきた文章は、
「初めての北海道は、是非、青函連絡船で行って貰いたい」
というもの。
北海道の遠さ、辿り着いた時の感動を皆さんにも味わってほしい、ということだと思う。
実際、僕も 初めて北海道に行ったときは、夜行列車で青森へ、そして冬の青函連絡船で函館へと渡った。
そのマネごとをしている訳ではないが、
「初めてドイツへ行くのだけど、どこかオススメはありますか?」
と質問されると、必ず答えていることがある。
「ライン川沿いを、ぜひ鉄道で走ってみて」
最近はフランクフルト、ケルン間にICE(Inter City Express=インターシティーエクスプレス)用の真っ直ぐな新線が出来、列車はものの一時間ほどで走り去ってしまう。
しかし、フランクフルトからマインツを経て、クネクネと蛇行するライン川の風景が実に良いのだ。
川岸にはブドウ畑が並び、その丘の頂きにはいくつもの古城が建っている。
(ここまで書いてろくな写真が準備できないことが判明。
この頃はほとんどポジで撮影していたため、すぐにHDDから写真を出してこれない。)
僕が留学中ってのはこのルートは幹線ルートだった。
帰国する時、または再入国後はいつもこの風景を眺めながらの列車旅だった。
たしか、フランクフルトからドルトムントまでは3時間半程掛かったような気がするが、何度通ってもその車窓は飽きなかった。
ガタガタとライン川に掛かる橋を渡ってケルン中央駅に到着。
旧市街と駅は目と鼻の先なので、荷物を背負ったまま醸造所へ。ここでケルシュを一杯飲む。
そのビールが美味いこと!
長い列車旅の後で飲む一杯だから、その味わいも格別である。
その感動を、是非皆さんにも味わってもらいたい!
*******************
人気blogランキングへ
↑本日も最後までありがとうございました。
よろしければ、ランキングアップにご協力ください。
m(_ _)m
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ぶいこさん>
バイクでも走ったんですか!?
凄い!
ちなみに僕は一部分だけ自転車で走りました。
本当に一部分だけ。10キロくらいですけど。
ケルシュは小さなグラスだから、ちょっと飲むのに良いビールですよ。
ちなみに、次回はいつ頃の予定??
投稿: 小林麦酒 | 2008/11/12 22:21
このルート、私も好きですわ。
船、列車・・・バイクでも走りました。
船は・・・日本人の団体さんがいなければ・・・と。(^^ゞ
ちょっとでもビールを飲めるように!と思っている今日この頃です。
次回からは、ちょっとだけ飲んでみようかな・・・。
投稿: ぶいこ。 | 2008/11/11 23:50