カフェでビールを楽しむオバサン達＝＝ドイツ・ベルギービール紀行２００８春編（その１６）＝＝

続いて向かったのは、細い通りに面したブラッセリー。（ビアカフェって意味？）
中庭を通り、奥にある小さな扉を開けると、居間の様な店内に入りました。

案内された席の隣には、３人のオバサンが、昼間からビールを楽しんでいます。
（一人はコーヒーでしたが）
ご近所に住む仲良しさんで、世間話をしながら午後のひとときを楽しんでいるとの事ですが、その場所がブラッセリーというのが、実にアントワープらしいではありませんか。

友人ルナはベルギー訛りのオランダ語というちょっと変わった言語を習っているため、彼女達との会話が出来ます。
そんなマニアックな言語に付き合ってくれる日本人が余程気になったのでしょう。
テーブルにあるビールをこちらにもお裾分けしてくれました。

「アンタは何日ベルギーを旅するの？」
「いや、明日にはドイツへ行きますけど・・・・・」
「はぁ？？ドイツへ？　アンタビール紀行家なんでしょ？それならばベルギーが世界一じゃないの？」
と口撃に合いました。
酔っぱらったオバサンは、どこの国でも手強いですね。

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