醸造都市ドルトムントでの再会==ドイツビール紀行2008春編(その10)==
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ハノーバーから再びドルトムントへ舞い戻り、翌日は友人達とドルトムント市内の醸造所Hoevels Hausbrauereiへと向かいました。
ドルトムントは大手ビールメーカーしか無いのですが、ここはそのパイロット店の様な位置づけで、かつてのThier社の醸造所の一部をマイクロブルワリーとして使用しています。
まずはHoevels Bitterbierで乾杯。
ちょっと値段が高めだけど、ピルスナーが幅を効かせているドルトムントでは異色のビタービアとして人気があります。
ビターと言っても、いわゆる英国で言うビターではなく、苦みが強いデュンケルと言った感じのビールです。
店にやって来たのは午前11時頃。何と週末限定の「モーニングビュッフェ」があるではありませんか。
早速ブランチを兼ねて注文します・・・・が友人達は「そんなに食べないぞ、普通・・・」と注文しません。
何だか日本人らしくご飯をたくさん取ってしまいました。(笑)
まぁ、ご飯と言ってもパサパサの物ですけどね。
これを見て、カウンターで飲んでいるオジサンが声を掛けてきます。
「ははは、日本人だね。みんな白いライスが好きだと聞いているが、オマエさん大盛りじゃないか。オレは昔・・・・・」
とオジサンが言いかけた所で、僕はピンと来た。
「大阪に3ヶ月出張していましたよね??」
「え??何で知っているんだ??」
「この店には何度か来ていて、何度かあなたにも会っているんですよ」
と僕が言うとかなり驚いた様子です。
毎回同じ席に座っている紳士で、確か、2年ほど前に来た時に1時間ほど話をした記憶があります。
「そうか!!それは驚いた。一杯奢るぞ、さぁ飲んでくれ!」
遠慮無く御馳走になります。
2杯目に注文したのはZwickelbierと呼ばれる物です。
酵母が残った古い時代のビールという「売り」があるビールで、この店ではシーズン限定のビールとなっています。
そんなビールを愉しんでいる時に、ビールを飲みながら新聞を眺めていた友人が、
「おい、何だか気になる事が新聞に書いてあるぞ」
「明日、DB(ドイツ鉄道)はストライキに突入の模様」
明日はベルギーのアントワープに向かって旅立つ日です。
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コメント
Leffさん>
遅レス失礼!
オヤジさんはいつもここで飲んでいるそうです。
基本的にそういう人多いんです。これは世界共通の話。
投稿: 小林麦酒 | 2008/11/08 07:53
オヤジに対する切り替えし、すばらしい!
投稿: Leffe | 2008/10/30 23:54