コルカタ(カルカッタ?)の闇の思い出
「ガンジス河でバタフライ」がドラマ化された。
ドラマは10月5、6日の2日間に渡り放映され主演の長澤まさみ初めイロイロと話題を振りまいているが、あまりそちらには興味がない。
先日放映された「『ガンジス河でバタフライ』ができるまで」というシナリオハンティングへ行ったドキュメンタリーは面白かった。
原作者のたかのてるこ氏は、71年生まれというから、世代的には僕とあまり変わらない。
大学在学中に旅に目覚めたらしいので、ウロウロしている時期としては被っている。
僕がインドへ行ったのは95年頃だと思う。
たかの氏が番組中に話す当時のコルカタ(当時はカルカッタと言った)の様子や、サダルストリートの話はまさに僕が見た時代の話である。
僕がカルカッタに着いたのは、夜9時頃だと思う。
出発時に持っていたチケットはバンコク行きで、カオサンロードにある旅行代理店でインディアン・エアのカルカッタ行き航空券を買った。
一番早い便で一週間後しか取れなかったので、そのままカオサンの「ディオール」という後にクレームがついて「ディオ」に改名したゲストハウスの独房・・いや、シングルルームに泊まり、バンコク市内をウロウロしたり、ちょっとアユタヤまで足を延ばしたりしていた。
今は無きドンムアン空港からカルカッタへ。
初めてのインド。夜に着くと到着ロビーからタクシーの客引きに取り囲まれてあれこれと勧誘を受ける。
宿探しもしなければならないのだが、「サダルに行けば何とかなる」というバックパッカーの「お約束」があったので、同じく客引きに囲まれていた一人旅同士が3人集まり、タクシーをシェアして街へ出た。
街と言っても「闇」だった。
タクシーから見える風景は「闇」以外無し。
結構な時間が掛かってサダルに到着した。
最初に交渉した料金とは全く違う金額を言ってくるタクシードライバーと適当に協議し、最初の金額を座席に置いて「バイバ〜イ」。
何軒かある安宿は、ほぼ満室状態。
夜10時近かったので無理はないが、「何とかなる」と言われている通り、何とかしてくれた。
通されたのは「屋上」!
屋上に簡易的なシート製の屋根が付けられており、そこにマットレスがズラリと並んでいるではないか。
何とか自分の寝床を確保した時に、ザーっと雨が降ってきた。
ひえ〜!!
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コメント
ひまじんさん>
はい。インドです。
投稿: 小林麦酒 | 2007/10/04 09:30
あー、間違いなくインドだ。
投稿: @ひまじん | 2007/10/03 13:42