マイクロソフト・・・ではなくストーブ。
初めてのヨーロッパ旅行は1993年の夏休みだったと思う。
元々ひとりフラフラと旅をするのが好きだったから、大学生になったら「ヨーロッパをユーレイルパス(欧州鉄道切符)で・・・」とずっと思っていた。
一回目はロンドンに入り、ドーバー海峡をフェリーで越え、ドイツを南下し、スイスを経てなぜか一度パリに行ってから南仏ニースへやって来た。
何故、この様にフラフラと行ったり来たりをしていたかというと、ユーレイルパス一ヶ月用を持っていたため、東欧を除くヨーロッパ全域が特急を含めて乗り放題だったのだ。
時間と体力はあるが金が無い。よってICEやTGVといった高速列車や、夜行列車を乗り継いでいるうちにこんなルートになった。なにせ乗り放題。
この時、夏とはいえ冷える駅のホームで何故か思ったのは、
「温かいスープが飲みたい」
という事である。
長く旅行するためには食費から削っていくのでサンドイッチ主体の食事になってしまう。日本と違って缶コーヒーや缶スープはホームで売っていない。
フラフラと歩いていたニースの街で見つけたのがこれ「EPI マイクロストーブ」。
畳むと拳大の大きさになり、マイクロガスと合わせれば携帯性も良い。
日本から持ってきたコッヘルにクノールカップスープを入れ、駅のホームやら海岸やらでする食事が一気に華やか(?)になった。
まぁビンボー旅行の真似事をしていたようなモノだけど。その時はそれが楽しかった。
購入から10数年。このストーブはもちろん今でも現役である。
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コメント
OYAJIIさん>
まぁどんな街でもアウトドアショップがありますから、手に入らないことはないでしょう。
日本のフリーズドライも良いですけど、やはりスーパーに入ってあれこれと買い物するのも楽しいですよ。
言葉なんて要りません。
日本でも、商店街の八百屋に外人が入ってくれば何とか対応してくれるではありませんか!そういう交流が面白いです。
投稿: 小林麦酒 | 2007/02/18 00:37
そうですか、探すのは大変そうですね~~
水出しの飲料やフリーズドライを探してみます。
ありがとうございました。Σ(^o^;)
投稿: oyajii | 2007/02/17 21:47
斎藤純さん>
没収ではなく、空港預けだったのですね?
一度預けた荷物の中に入っていたガソリンストーブ(ピーク1)の中に、僅かに「ガソリン」が入っていたため、席に座って離陸を待っていたにもかかわらず、呼ばれました。
・・20分ほど離陸を遅らせてしまいました(^^;)
投稿: 小林麦酒 | 2007/02/17 13:18
国内旅行でしたが、ガスボンベは空港あずかり(帰国時に受け取る)とされたことがあります。
投稿: 斎藤純 | 2007/02/17 08:53
おやじいさん>
持ち込み「不可」です。
普及しているのは青い「キャンピングガス」かと思いますが、今は解りません。
結構アウトドアショップを探すのが面倒ですよ。
ちなみにユースホステルにはキッチン付きの所が多いです。
鍋から皿まで全部あります。
物価の恐ろしく高いロンドンでは、ここで細々とパスタ茹でていました。
投稿: 小林麦酒 | 2007/02/17 08:50
ガスボンベは現地調達ですか?
当然機内持ち込みは出来ないでしょうが、荷物に入れても良いのでしょうか?
Zippoのコンパクトストーブ持っているのですが、今度の貧乏イタリア旅行に持っていけたらと、とても参考になります。
投稿: oyajii | 2007/02/17 08:40