蔵元へ
ドイツビールの魅力は、その土地に根付き愛されている点であるが、日本各地の酒蔵や糀屋も地元に根付いている素晴らしい文化である。
今後は地ビールメーカも地元に根付き、愛される時代が来て欲しいと願って止まない。
ちょっと前の話だが、隣町にある老舗の醤油屋の中を見ることが出来た。
支線街道の小さな城下町遠州横須賀の一角にある栄醤油である。我が家の醤油はここの物なので、町おこしのイベントの際に出かけてみた。
木樽で熟成されていく醤油。
歴史が感じられる蔵の中は誇りっぽいが、それがなければこの醤油は育たないのだ。
蔵全体が醤油を育てていると言った感じがする。
「よって建て替えれません」
何時までも、僕に美味い醤油を供給してほしいものだ。
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コメント
昨日ドイツワインの番組でア●な女子アナが年季の入った蔵を見て
「掃除をしたくなっちゃいますね」
と言っていました。
同行の辰巳琢郎は顔が強張っていましたが・・・。
投稿: 小林麦酒 | 2006/12/21 17:02
> 今後は地ビールメーカも地元に根付き、愛される時代が来て欲しいと願って止まない。
蓋し名言。
しかし、このことを理解していない醸造所は少なくない。
> 蔵全体が醤油を育てていると言った感じがする。「よって建て替えれません」
まるでランビックみたいだ。
投稿: 源 | 2006/12/21 07:45