ドイツビール紀行2006〜ここもやはり洞窟
2杯目のビールを買いに行く。
売り場にいるのは大男で、赤いエプロンをしている。セルフサービスのカウンターにはディズニーのキャラクターが置かれており彼とは対照的なオーラを放っている。
「中も撮れよ。ポーズはこんな感じか?」
ヘレスを注文した僕に対し、彼は笑顔でポーズを取った。大きな木樽の注ぎ口にジョッキを近づけ、ビールを注いでいる仕草をしている。壁に造り付けられた棚には1L入りの陶器ジョッキがズラリと並んでいる。
おお、良い感じだ。パシャパシャ。
「すまんがビールはSchnitt(シュニット)にしてくれ」
とビールを注文する際に頼む。
「Schnitt!?」
これは樽の口を空けて、直ぐに閉めることでビールを満杯にせず、半分くらい又はそれ以下にして客に出すことだ。もちろん安い。
大の男がシュニットとは何事か、と言わんばかりに目を大きく見開いて彼は僕の顔を見るが、
「ビアライゼは一日に何杯も飲むからな・・・」
と一瞬にして状況を察してくれた。
ただし、1Lジョッキのシュニットは、量が半分としても500mlあるので「少量」とは言えないのが辛い。
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