ドイツビール紀行2006〜Kreuzbergへ登る
「Kreuzberg>>」
やっとこの看板を見つけた。看板の横にジョッキのマークが書いてあるあたり、さすがフランケンである。
右手に羊の群れを見ながら登るゆるやかな坂道が、森の中に突き刺さっている感じがする。
これを今から登ることになる。
所々にベンチが置かれた道は緩やかだが確実に登っている。普段の運動不足が祟ったのか、汗が噴き出しTシャツはびしょ濡れになった。
暫く走ると視界が開けた。谷の向こう側には小高い丘が続き、白いテレビ塔が見える。
手前にある一本の木。開花間近の菜の花畑の真ん中にポツンと立つ大樹が何とも存在感を醸し出しているので暫く見とれていると、自転車で下ってきたひとりの中年男性が声を掛けてきた
「あの木は200年ほど前から立っているらしいよ」
彼の顔はちょっと赤い。
「上にはビアガーデンが3軒あるんだ、みんな美味いぞ!」
「知っているよ。そこでビールを楽しむために自転車漕いでやってきたんだ」
「うひょー!それは凄い!じゃ、存分に楽しんでくれ!」
と男は自転車で坂を駆け下りていった。
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