客引きをあてにする・・・
いろんなガイドブックに書かれているのは
「安易に客引きについて行くな・・・」
という注意事項であるが、あちこち歩いていると時と場合によっては客引きと付き合うのが一番効率の良い場合がある。
最初に客引きを利用したのがリスボン。
マドリッドからの夜行列車を降りると、様々なホテルやペンシオーンの看板を持った人々が集まってくる。
手にしているのは部屋の写真や周辺ロケーションの写真。
「都心」を売りにしている所があれば「静かな郊外」を売りにしている所もある。
こちらは客なので、
「はい。そっちは幾ら」
「ここよりも安く泊めてくれる人いる?」
と囲んできた客引きを相手にセリをしているようだ。
「はい、じゃあなたの所に世話になるよ。よろしく~」
(以上、簡単な英語を使っていたようだ)
オジサンに連れられてタクシー乗り場へ。
オジサンは運ちゃんに一言、二言告げると、また新たな客を引くために駅へ戻っていった。
僕はタクシーの運ちゃんとサッカーの話をしながら(チーム名を連呼しただけ=笑)街を走り、ペンシオーンに到着。
代金は宿持ちらしく、タクシー代はビール代に化けた。
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