ビール紀行2006/ドルトムント醸造博物館
2005年ドルトムントのビール業界は、その醸造都市の歴史において最大の出来事が起きた。
二大醸造所のDortmunder Actien(DAB)とDortmunder Union(DUB)が合併したのだ。
両方が外資系大手の傘下に入ったためで、合理化のため醸造所が統合された。
Unionの醸造所は閉鎖され、ここDABの醸造所に統合されたのだが、その醸造所の横に醸造博物館がオープンした。
ちなみに僕は、この裏にある語学学校にちょっと通ったことがあり、毎日この道を通っていた。
店内には写真のような設備の展示もあるが、やはりドルトムント市内の醸造所の歴史に関する展示が面白い。
会場内のスクリーンでは、炭鉱の街として栄え、多くの人々が労働後にビールで喉を潤している姿が見える。
そして、大きくなった醸造所が輸出用ビールExportを世界へ向けて出荷していった。
この瓶を抜き、隣の台に置くと自動的にテレビCFが流れる。
その銘柄の昔のCFであるが、90年代終わり頃の映像は何となく僕の記憶にも残っていた。
ちなみに、この写真から判断すると、後列左からDAB Pils,空、Brinkhofs Nr.1、空
中列左からVita Maltz、DAB Export、Kronen Pils、Siegel Pils。前列左からHansa Pils、Kronen Exta Pils、Thier Pils、Stift。
一応、このようなサーバーが置いてあるが、ビールは飲めず。
しかし、ドルトムント市内では、どこでも飲めるので、問題無し。
(実はスタジアムでビールが飲めるのは、珍しい)
駅に向かい、一路デュッセルドルフへ。
友人達は「またデュッセルドルフか、ヤパーナー(日本人)・・・」
と言うが、やはりアルトが飲みたいのだ。
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