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2006/06/30

外人ハウス暮らし27〜近所の会社のサラリーマン〜

ビートルハウスから国道を挟んで正面に、某アウトドアブランドの倉庫があった。
ここでは、月に一度くらいの割合でセールを行っていた。文字通り在庫処分である。
僕はそこでライト・トレッキング・シューズを買い、ロビーで紐を通していた。
すると他の住人達が
「どこで買ったんだ?」
と盛んに聞いてくる。
前の倉庫セールの話をすると
「連れて行ってくれ」
というので、何人かを連れて行った。

彼等は安い靴やTシャツを気に入り、幾らかの買い物をした。

「お客さん、前の家に住んでいるんですか?」

ここに勤めている山本さんは、以前から外人達が出入りするこの建物に怪しい興味を持っていたらしく、
「あの、中を一度見せてもらえませんかね?」
と言ってきた。
「じゃ、勤務が終わったらどうぞ」
と言うと、7時頃ビールを抱えてやって来た。

「僕も学生の時はアジアを歩いていたのですよ。しかし就職してからはなかなかねぇ・・」
「いや〜、宿ではいつも旅の話をして盛り上がっていましたねぇ・・・・」
などと回想を始めた。

そんな時、ロビーの玄関が開き、大きなバックパックを背負ったドイツ人が入ってきた。
「成田から直接来た旅行者だよ」
「あ、ここは普通の宿なんですか! へぇ、定住者だけかと思っていましたよ」

それから何回か、山本さんは同僚を連れてやって来た。手みやげにビールを持ってくることが多く、ロビーにたむろしている輩とも顔なじみになったようだ。

しばらく顔を見ないと思ったら、ガレージセールをやっていたので、倉庫を覗く。
山本さんは居ないが、彼が連れてきた同僚に声を掛けると

「先月退社しました。旅に出るそうです」

しーらねっと。(以上実話)

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