記憶の中の監督達
中学~高校の頃、サッカー部の監督は自分が若かった頃に見たクライフやベッケンバウアーの現役時代のプレーについてよく話しをした。
80~90年代、彼等の世代が監督として出始めたのだ。
そして今日、僕らが見ていた選手達が監督としてピッチに戻り始めている。
先日のチャンピオンズ・リーグを制したバルセロナを率いるライカールト監督。PSVとの試合ではR・クーマン監督が対するライカールト監督とガッチリと握手をしたが、彼等が同じユニフォームを着て戦ったEURO‘88西ドイツ大会での活躍は今でもハッキリと覚えている。(家にVTRが残っている)
準決勝の西ドイツ戦。毎度毎度白熱した試合展開になる因縁の対決であるが、この試合でロスタイムにゴールを叩き込んだのは、オランダ代表を率いワールドカップに参戦するマルコ・ファン・バステン。
対する西ドイツのストライカーは、やはりドイツ代表を率いて母国開催のワールドカップに参戦するユルゲン・クリンスマン。
今、某高校でサッカー部を指導している友人は、選手に向かってこう言っているらしい。
「ファンバステンの現役の頃には・・・・・・」
「マラドーナのプレーは・・・・」
「ジーコのスルーパスは・・・」
時代は繰り返す。
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コメント
そうそう、ヨーロッパは別格です。
実はサッカーのレベルに関しては、チャンピオンズ・リーグの方がワールドカップよりも上、と言われています。
何て言ってもじっくりと戦術が熟成されます。反対にワールドカップは時間との闘い・・。
投稿: 小林麦酒 | 2006/05/20 08:04
チャンピオンズリーグ、一人欠けたバルサがそれでも鮮やかに勝ちましたね!
ベンゲル監督も好きだったんで(名古屋にいたってことが今だに信じられません)アーセナルにも頑張って欲しかったんですが。
やはり欧州のサッカーはレベルが違います♪これがフットボールなんだわさ!(^^)
投稿: いがいがぽん! | 2006/05/19 16:23