2009/07/30

さらばドイツ!!==ドイツビール紀行2008春編(その69)■最終回■==

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シュレンケルラでビールを楽しんで今回のビアライゼは終了。
フランクフルトに向けて移動します。
まずはヴュルツブルクへ。

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駅の後ろにブドウ畑が広がります。
何度か途中下車している街ですが、やはり今回は時間があまりなく通過。

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ここからはICEに乗り換えて一路フランクフルト空港駅へ。
で、思い出しのは、空港近くで働く友人の事。
さっそく電話してみますと、
「なぜお前はいつも急に来るんだ!!」
と言いつつも空港まで来る、と言ってくれます。

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2009/07/27

やっと最後の一軒==ドイツビール紀行2008春編(その68)==

Schlenkerla_bier

ドイツビール紀行2008の最後の一軒は、ここシュレンケルラ。
一度の滞在でまぁ2〜3回行くのですが、今回も近くまで来たので最後の一杯をここで飲むことにしました。

木の樽から注がれる漆黒のラオホメルツェンを飲みます。

Schlenkerla_essen

ついでに、ちょっと早めの昼食を摂ります。
注文したのはTeller Fleisch mit Meerech(肉の西洋わさび添え)。
実はこの店、9時から開店しているのですが、11時半までは食べ物の注文を取りません。この間は食べ物の持ち込みが許可されており、近所の肉屋で買って来たソーセージなんかを頬張るのが「粋」なんですが、写真を撮るために(笑)、あえて11時半まで待って料理を注文しました。

つーんとした西洋わさびと肉のマッチング。最初食べたのは10年ほど前ですが、その時は何だかトンでもない物を注文してしまったと後悔したのですが、今ではひとつの食文化として受け入れている自分がいます。

さて、ここからフランクフルトまで列車に乗って数時間の旅が始まります。
次回、最終回となります。


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2009/07/24

橋の袂の「Kaiserdom(カイザードム)」==ドイツビール紀行2008春編(その67)==

Kaiserdom003

さて、翌朝。
いよいよ帰国の日となりましたが、大韓航空は夜出発なので昼頃までバンベルク市内をフラフラするのが毎回のパターンです。
今回はまず旧市街へと続く橋の袂にある「Kaiserdom」へと行きます。
この醸造所はバンベルクの中心部から北西へ数キロ離れたところにあり、何度か醸造所の前を通ったことがあります。醸造所近くに小さな直営店があるのですが、ここは何度か行ったものの何故かクローズの時間ばかりで結局はその辺のカフェでビールを飲んだだけです。

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2009/07/23

バンベルクの出会い(続き)==ドイツビール紀行2008春編(その66) ==

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彼に連れられてグループの座っている席に行きました。
先ほど会計を終えて店を出たばかりなので、店員のオバさんが「あら、また飲むのかい?」と笑って迎えてくれます。

もう飲めない、と思ってはいたものの、彼は勝手に
「ラオホをマース(1Lジョッキ)で彼に」と注文してしまいました。(笑)

一通り挨拶をして、フッと気がつきました。
何と、僕の斜め前に座っているのは、数年間僕が探していた男ではないですか!!!
(ちなみに写真は一番太っていたときです!今はもっとスリムです(爆))
今回のビール紀行「その42」でその様子を書きましたが、バンベルク市内で小さな醸造所を営んでいた人です。
「おおお!!僕はあんたをずっと探していたんだよ!!」
思わず声が出ました。

彼は引っ越し後、新しい醸造所開業の準備をしていると言う事です。
次回以降、バンベルクに来るときにまた彼のビールを飲むことは出来るでしょう。

彼らとの出会いは、とても貴重な出来事でした。
なにせ、この辺りの醸造所情報を全て持っているのです。さらにこの業界に顔も広い。
この場で、僕の今後のフランケンビアライゼ(ビール紀行)に関して全面的なバックアップを約束してくれました。
ただし、条件として
「その1Lジョッキを飲み干しなさい!」
との事なので、一生懸命飲み干しました(笑)

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2009/07/22

バンベルクの出会い==ドイツビール紀行2008春編(その65) ==

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この日は30km走って5軒のハシゴ。
朝から晩までグッタリでしたが、バンベルクそしてドイツ旅行の最後の夜、と言う事で気合いを入れて宿近くの醸造所Brauerei Spezialへと足を運びました。
この気合いが、今後の人生に大きな影響を与えるのだとは、もちろんこの時点では知らず。

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ラオホビアを一杯注文したのですが、一日中飲んでいたせいもあり、今回は「schnitte,Bitte!(半分だけちょうだい)」。
毎晩ここで飲んでいたので、顔見知りになったオバちゃん店員が
「半分なんてなによ〜!!」と笑いますが、飲めません。

写真を撮ったり、今日の取材の整理をしたりとしていると、店員と親しそうに話をしている数人組がゾロゾロ。何となく見た事あるような顔だったけど、僕の横をそのまま通過していったので、多分人違いでしょう。

さて、会計を済ませ、外で撮った写真が一番上の写真。
この写真の右の方に、体半分隠れている男が声を掛けてきたのです。

「君はさっきからビールの写真を撮ったりしているけど、ビールが好きなのかい?」

「そう、毎年この街に通い、この街を起点に小さな集落の醸造所を巡っているんですよ」
と僕が答えると、
「おお、君はDas Bierkultur Institutのプレジデントか?」
何と彼は僕の事を知っていました。

「僕らはフランケン地方の醸造所について、本を作ったりイベントをやっているグループなんだ」と彼は言います。
何と、僕が毎回旅の指針として手にしていた本は、彼らの編纂だったのです。
この周辺の醸造所とは皆顔見知りで、「こんな日本人が来たよ」と僕の名刺をあちこちの醸造所で見かけたのだと言います。

う〜ん、凄い偶然です。
さらにその驚きは続きます。

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2009/07/19

いろいろソーセージは食べたけど==ドイツビール紀行2008春編(その64)==

Hallstadt_einhorn_essen001_2

ヴァイスビアを飲みながら飲みながら注文したソーセージです。
Krakauer Wuerstと言う名のソーセージなのですが、初めて聞く名前です。

ソーセージは基本的に地名が付いています。
フランクフルター、チューリンガー、ミュンヒナー・・・などですね。

では、このKrakauer(クラカウアー)とは??
隣の席のオジさんに聞いてみると「Krakau(クラカウ)」というポーランドの地名だと言う事です。

ちなみに、このソーセージ2本はザウアークラウト付きで3ユーロ。
ザウアークラウト無しで2.7ユーロでした。
Weissbierは0.5Lで1.8ユーロ。

さて、ここからバンベルク市内へと帰ります。
本日の走行距離は約30キロ。5軒の醸造所を巡ったことになります。

翌日午後には列車に乗り、フランクフルト空港へと向かわなければならないので、宿に帰り帰国の準備をします。
しかし、ここからドラマチックな展開が待っていました。

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2009/07/13

結構あちこちにある名前の醸造所「Schwarzer Adler」==ドイツビール紀行2008春編(その63)==

Hallstadt_einhorn001

OberhaidからHallstadtまで来ると、もうバンベルクはすぐそこです。
実際、この集落まではバンベルクの市バスで来ることが可能です。

HallstadtのDoerfleins地区にあるのがBrauerei Eichhornと、その直営パブの「Schwarzer Adler(シュバルツァー・アドラー)」です。
Dörfleinser Straße 43
96103 Hallstadt-Dörfleins
Telefon (0951) 75 660

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2009/07/09

創業1550年の醸造所 Brauerei Wagner ==ドイツビール紀行2008春編(その62)==

Oberhaid_wagner003

Appendorfから丘をひとつ越えたところにあるのがOberhaidの集落。
この地に、1550年から続く醸造所がBrauerei Wagnerです。

昔からある醸造所らしく、街の中央広場のすぐ近くの立地。
日本の田舎町に役場、農協、郵便局があるように、ドイツの古い集落にはRathaus(役場・下写真)、Post(郵便局)、そしてBrauerei(醸造所)があります。

Oberhaid_004

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2009/07/01

BRAUEREI(醸造所)

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僕がドイツにひょこひょこと出かけては訪れているのは「Brauerei(醸造所)」なのだが、これにもいろいろ種類がある。
まず、醸造所だけあっても飲めないことがある。
特に大手の醸造所がそうなのだが、工場見学をして試飲する場所があっても、いわゆる「酒場」がないのだ。ドルトムントのDABなんかはそんな感じ。
ちなみに、僕はこの工場の横でドイツ語の授業を受けていた(笑)

そういう場合はどうするのか、というと近くにある酒場に行く。
別に直営店って訳ではないのだけれど、醸造所の敷地と目と鼻の先にあるような店ならばビールは長い距離を動かされていないし、なによりその醸造所の従業員が飲んでいたりして興味深い。

Mhlendf013

田舎町にあるほとんどが「Brauerei Gasthof」「Brauerei Gaststaette」と呼ばれる店。前者は宿付き醸造所、後者は食堂(居酒屋)付き醸造所といった感じ。
宿付きの場合、夜の酒場が朝食ルームになったりする。

まだ掲載が始まっていない「ドイツビール紀行2008夏編」では、そんな宿を止まり歩いた。
乞うご期待!!


 

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2009/06/26

ブラウマイスターと醸造所に入る==ドイツビール紀行2008春編(その61)==

Apendorf_meister001

ブラウマイスターに案内されて醸造所内に入ります。
100年以上前から使っている建物ですが、それ以上の古さを感じますので、おそらくこの一家が買い取る前から誰かがここでビールを作っていたのでしょう。

Apendorf_brauerei005

Apendorf_brauerei009

レンガの土台に据え付けられた釜。
重い荷を担いでこの階段を登るのが大変そうです。

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