2008/05/06

シュレンケルラの行燈〜ドイツビール紀行2006秋〜

>>前回の続き

すっかり忘れていました。
「ドイツビール紀行2006秋」が未完でした。(爆)

Dsc_0292

直ぐ隣にあるシュレンケルラに入る。
翌日にはバンベルクを出てフランクフルトに向かう為、最後の夜、ということだ。
週末ということでシュレンケルラはほぼ満員。
入口付近の立ち席でラオホを一杯ゴクリと飲み干す。

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2007/08/24

バンベルクに「新規開店」==ドイツビール紀行2006秋==

2007年をアップする前に、まだ「2006秋」を終わらせていないことに気付きました。

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>>前回の続き

Ambraeu

かつては旧市街だけで数十もの醸造所があったバンベルクだが、今では10軒ほどしか残っていない。
かつて、醸造所であった店は未だに当時の看板を掲げている所も多く、一番目立つのはやはり旧市街シュレンケルラのすぐ近くにある「Hofbraeu」。
(ミュンヘンの「ホフブロイハウス」の親戚ではないよ)

しかし、何年か前から営業を始めた新しい醸造所も存在する。
それが「Ambraeusianum」(アンブロイズィアヌム)。
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2007/07/27

ビールの香り漂う「朝食」==ドイツビール紀行2006秋==

前回の続き>>

Dsc_0306

今回宿泊しているのはBamberg郊外のMemmelsdorfという集落にある醸造所Drei Kronenである。この様に醸造所に併設された宿泊施設の事をBrauerei Gasthofという。
ここにはほぼ毎年の様に訪れているが、宿泊するのは初めて。(その事は以前書いた


Dsc_0226

夜はレストランとして使用されている部屋が、朝は朝食ルームと変わる。
客層を見ていると結構ビジネス客の利用が多く、新聞を読みながらコーヒーなんかを飲んでいる姿は、日本の朝のホテルの風景と変わらない。

違うのはここが1457年創業の老舗だということ。

僕が朝食ルームに入ってくると、「グーテンモルゲン!コーヒーにします?それとも紅茶?」
と朝食担当の女性がやって来た。同時に、「お久しぶり。ルディからあなたが来るって聞いたいたわよ」とご挨拶。(実は友人の娘さんである)

続いて現れたのはオーナー氏。
隣のテーブルにいた数名のビジネス客らしき人と挨拶を交わし席に座るとこっちに気が付いた。

「やぁ。よく来てくれた。お久しぶり。」
紹介するからちょっとこっちへ、と言うので行ってみると、彼等はウィーンの醸造家のグループらしく、何日間か研修していくのだという。

「今夜、時間があるかい?彼等のビールを試飲するから、その時には是非」
と夜の約束。

告知>
お盆シーズンとしては激安な航空券をゲット!
8月中旬にドイツへ行きます。
今回はフランケン地方のみ。一週間バンベルク周辺を彷徨う予定です。
いや、やはりドルトムントには行くべきかなぁ・・・

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2007/07/19

小さな醸造所の中を覗く〜ドイツビール紀行2006秋〜

前回の続き>>

Dsc_0262

「Bischbergまで行ってやるよ」
というオジサンのクルマに乗っての移動は約10分。先ほどエッチラオッチラと歩いてきた道をあっという間に通り過ぎる。

Bischbergの集落のほぼ中心にあるのが、Brauerei zur Sonnne
この集落はバンベルクからのバスも多いので、比較的行きやすいのが利点。

Dsc_1291 2時半頃、ランチタイムはすっかり終わり、店内には近所のオジサン達が常連席「シュタムティッシュ」に座ってビールをチビチビと飲んでいるだけ。

そのウチの一人は、ここのオーナー氏だった。

ビールを注文し、ヴァイスビアを楽しんでいると、販売中の瓶ビールをズラリと並べてくれ、
「さぁ、これも撮りたまえ!」
と言う。
では、遠慮無く。パシャ。




Dsc_1290

「今、ちょうど仕込みの途中だから、中へどうぞ。」
ありがたいことに醸造所内に案内してくれた。

中で汗まみれに働いているのは、彼の息子らしい。マイスターの資格を取り、毎日この設備をフル回転させてビールを造っているという。
Dsc_1297 Dsc_1299


壁に掲げられた「ビール純粋令」のシンボル。
「ここでは、純粋令に沿って醸造しています」と書いてある。

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2007/07/02

ここも究極の地ビールだったBrauerei Kundmueller=ドイツビール紀行06秋=

前回の続き>>

Vierth001

Weiherに到着。
160年ほどの歴史を持つBrauerei Kundmuellerである。
大きな駐車場を囲むようにして建つ醸造所の建物と、直営で宿を兼ねたガストホフ。宿を兼ねているだけあって、朝9時から営業をしている。

ここでしかビールを売らない「究極の地ビール」。

店の前にはビアガーデンもあったが、この時期(11月訪問)は残念ながら開いていない・・・寒い。

駐車場を見れば、先ほど通り過ぎていったFiat Pandaがいるではないか!
帰りは彼に送ってもらおう。


Weiher02

昼食時だったのでメニューを取るが、こういう店では大体1〜2種類しかない。
オバサンが一人で厨房を切り盛りしており、忙しそう。
定番の肉料理なのだが、クヌーデルン(団子)が2個ついているのが、いかにもフランケンらしい。(多すぎて食べれない)

「あのパンダはあなただよね?帰りに乗せてよ」
隣のテーブルで食事をしている親子に話しかけてみた。
「おお、君がさっき歩いていたのは見かけたよ。Vierthまでなら戻るから乗りな。そこから先はどうするんだ?」
「バンベルク方面・・・Bischbergの醸造所へ行きます」
「そっか、Vierthからは反対だなぁ・・・」

などと会話をしていると、別のテーブルの爺さんが
「こっちはBidchbergまで戻るから、Sonne Braeuの前まで乗せていってやるよ!」と申し出てくれた。

おお!ありがたい!

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2007/06/23

畑の中の散歩道=ドイツビール紀行2006秋=

>>前回の続き

Dsc_0236

Vierethからは幹線を外れてWeiherというこれまた小さな集落へ向かう。
その距離は2〜3kmだが、交通機関が無い!・・・・これは最初から解っていたことだが、まぁこの位の距離ならば歩いてしまおう、と考えていた。

Vierethを抜けると直ぐに畑地が拡がる。
小さな丘をひとつ越えた向こう側がWeiherなので、緩やかな坂道をしばらく登る。

クルマが通れば乗せてもらおうと思っていたら、一台やって来た!

「しめた!」と思って手を挙げると、ある家のパーキングにクルマを停めてから子連れの女性が降りてきて

「どうしました?」と聞いてきた。

「いや、どうしても何も。隣の集落までクルマに乗せてもらおうと思ったけど・・・」
残念ながら、そのパーキングのある家は、彼女達の家だった。

「この丘を越えてしまえば散歩道になっているから楽しいよ」
と一応アドバイスを送ってくれた。


Dsc02226

途中、赤いFIAT Pandaがこちらを見ながら通り過ぎていったが、思ったよりも遠くなく、道の先には集落が見えてきたのでパス。

30分ほどのんびりと歩いてWeiherに到着。
煙突が見えたのでそちらに向かっていくと、そこが醸造所であった。

続く>>>

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2007/06/15

町外れで見つけた「究極の地ビール」〜ドイツビール紀行06秋〜

前回の続き>>

Dsc_1242

さて、今回(2006秋)はクロアチア旅行がメインだったためバンベルク滞在は2日間のみである。昼間は市内の醸造所ではなく、周辺の集落の醸造所を巡ることにした。

大学近くのMarkus Platzから出ているバスに乗り、小集落Vierethに向かう。
街道と運河に面した小さな集落だが、ここにBrauerei Mainlustがある。

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手前の建物にBraeu-Gaststaetteとあるが、これは「醸造所直営の店」という意味。この店の場合は、ここが宿泊施設で、その後ろに見える木組みの古い建物がレストラン・パブになっている。
普通、宿泊施設が付属している場合はBraeu(またはBrauerei)Gasthofとなっていることが多いが、ここはGaststaetteのまま。なぜか???
そんなこと言われても・・・

Dsc_1252

反対側の建物。
入口はこの小さなドアで、中が見えない場合は結構勇気が要る(笑)

Dsc_1255

ビールにありつけた。
フランケン伝統のデュンケル。店内にて樽出しのみ販売で、他の店には卸していない。いわゆる究極の地ビール
ヘレスのみ瓶で販売されているが、これまた店内のみの販売。

個人輸入・・・なんて事は考えず、飲みたい場合は行くしかない。

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2007/06/10

やはり「ジャーマン」ポテトだ!〜ドイツビール紀行2006秋〜

>>前回の続き

Dsc_1362

宿泊しているDrei Kronenの醸造所直営レストランは休みなので、隣の店へ行く。
実は、ここMemmelsdorfは半径50mに醸造所が三軒あったという、ビール密度が濃い街であり、ビアライゼ(ビール巡り)をする人に人気がある。

隣のBrauerei Hoehnに入るのは3年ぶりくらいだ。
この集落には毎年の様に来ているが、なかなか立ち寄れなかった。(隣で酔っぱらっているため(^_^;))
今日はガッツリと食事をする。
上の写真は豚肉のグリル。串に刺さったバーベキュー風の肉にオニオンとブラウンソースが掛かっている。

Dsc_1368もう一丁、典型的なドイツ料理である「ソーセージとジャガイモ」の一皿。

我々から見ればジャーマンポテトであるが、もちろんドイツではそうは呼ばない。
しかし、あちこちで見かける料理なので、そのネーミングは間違っていないと思う。

なお、前回来た時に「典型的なドイツ料理を下さい」と注文したら、ソーセージとザウアークラウトが出てきたが、同じ人に同じ質問をしたらこれが出てきた。(笑)

やはりソーセージは外せないと言うことだろう。

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2007/06/04

ドイツビール紀行2006秋=バンベルク・再び=

Bruecke2

>>前回の続き
ドルトムントからICEでWuerzburgを乗り継いでBamberg(バンベルク)にやって来た。
秋のバンベルク・・・それはそれで色鮮やかで美しい。
今回の拠点となるのは、ここからバスで10分ほどの所にあるMemmelsdorfという集落にある老舗醸造所Drei Kronen。ここは泊まれる。

Dreikronen_2

何度も来たことのある店だが、宿泊は初めて。
再会を楽しみに勇み足でドアを開けるが開かない!!

定休日らしく、裏手にあるキーボックスに「Herr Kobayashi」と置き手紙がしてあり、
「鍵はここから出してくれ。事務手続きは滞在中のいつでも良いよ」
と書いてあった。

何と醸造所のパブ部門は定休日だったのだ。もちろん誰も居ない。

晩飯とビールはどうしよう・・・と迷うことはない。

実は、このお隣さんは、醸造所なのだ。
この村には、醸造所が二軒並んでいる!!そちらへGO!

続き>>> 
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2007/05/21

ドイツビール紀行2006秋〜ハンザ都市の昼下がりとドルトムント名物のアレ〜

Dsc02117

>>前回の続き

たまたま「Hansa Markt」と言って中世の頃の衣装をまとった年に一度のイベントにあたり、日曜日だというのに街は大混雑だった。
普段は誰も居ない日曜日の大通りに、これでもか!という位の人が集まる。


ドルトムントはハンザ都市のひとつとして栄えた街だが、その輸出品目のひとつがビールであった。
ビールを輸出品目として挙げていた街は結構あり、Hamburg(ハンブルク)、Bremen(ブレーメン)と、いずれも今日でも大規模な醸造所を持つ「ビール都市」に成長している。


Dsc02160

久しぶりに食べた「CPM」。
Curryweurst und Pommes mit Mayoの略で直訳すれば「カレーソーセージとフライドポテト マヨネーズ付き」。

相変わらず行列ができている「Thuringer」だが、列が短かったのでついつい並んで買ってしまった。
毎回これを食べては胃がもたれるのだが、今回もやはり胃がもたれた。(笑)

若い頃(?)はこのGross(大)を食べていたなんて、今では信じられない。

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